マクシス・シントーは1966年の設立以来、自動車・家電の樹脂部品および金型の一元化支援を手がけ、2005年2月には中国にも進出。国内でも関東(厚木、大宮)に展開しております。
このように拠点展開でも、もちろん技術面でも、まさに地球規模でのトータルなデジタルエンジニアというビジネスモデルを確立した現在。マクシス・シントーのテーマは、実際のモノづくりまでも含めた製造業への進化&深化です。
すでに生産設備機械の設計製作や、グループ企業の株式会社アイキョーで金型製作を実践しています。さらに組込み制御部門(開発部)の新設により、人員も350人の規模に迫る、名実ともに「総合モノづくり企業」となります。さらに将来的には株式の公開も視野に入れております。

■■■経営ビジョン マクシス・シントー社長より一言

・・・株式会社マクシス・シントーのビジョン・・・

■製品開発の現場では

昨今のデジタル技術の進歩により、航空機や自動車、家電製品の開発に大きなイノベ ーションが起きようとしている。デザイン・設計・試作・解析・評価・量産といった開発のプロセスをデジタル技術によりコンピュータで行うのである。従来より、各工程でのコンピュータの利用は行われてきていたが、最近のハード、ソフトの進歩と低価格化により、三次元設計データ(3DCADデータ)を各工程間通して、一元的に活用しスムーズな開発をすることができるようになってきた。(デジタルエンジニアリング)

実際に試作品を製作し、組付けてみる。機能や意匠の問題点、組付性、量産性等を検討、評価し、設計の変更を行う。このようなサイクルを2度3度行い、製品の熟成を進めて行き、量産となる。従来型の開発方法では工程間の「戻り」が多く、長期間を要し、必然的にコストもかさむことになる。

一方、前述したデジタルエンジニアリングでは、設計段階で3Dモデリング(ソリッドモデリング)を作成し、そのデータを一元的に活用し、デジタルモックアップ(実際の試作を作らないでコンピュータ上で部品を定義し、組付けてみる)や、機能や強度、応力等の解析を行うことが可能であるばかりかロボットを使っての量産シミュレーションも可能である。そのため、開発の初期段階で非常に精度の高い設計が可能であり、前工程への「戻り」がなく、開発業務の流れをスムーズに行うことができる。

また、従来型の開発で は、設計から生産までシーケンシャルな動きにならざるをえないが、デジタルエンジニアリングでは、設計で作成したデジタルデータを各工程が共有することにより並列的な(コンカレント)開発が可能となる。その結果、開発期間の大幅な短縮や、開発コストの削減を図ることができる。

■当社の基本的な考え方

このようなデジタル開発を行うためにはさまざまなしくみの変更が必要となる。まず、設計工程の負荷は必然的に高まる。開発全体をマネージしなければならないし、デジタルモックアップや解析等新たな業務も増える。また、開発の初期段階で下流の工程の意見をも取りいれなければならない。(フロントローディング)

したがって、本当にもの作りのわかる質の高い設計者が大幅に不足するであろう。また、デジタル開発は、別々に一部分の工程だけをアウトソーシングしてもメリットが生じにくい。

たとえば、外注設計や派遣設計者では開発全般を考慮に入れながら進める事ができないし、デジタル開発の大きな特徴である並行的な開発にも問題がある。また、試作メーカーや、金型メーカー(これらも一種のアウトソーシング会社である)についても従来のように製品データをもらってからスタートしていたのでは納期の短縮にはつながらない。

また、きわめて受動的な業態であるので設計段階から積極的に開発に関わって行けるかどうか疑問である。

つまり、デジタルエンジニアリングでは設計から金型まで開発全体をトータルで受託できるアウトソーシング会社こそが必要と考えるわけである。

■当社のあるべき姿

3Dデジタルデータの一元化を軸に単純な派遣や開発の一工程に限った受託ではなく、意匠設計、製品設計、解析、試作製作、金型設計・製作にいたるまで開発プロセス全体をトータルで受託し、自動車、家電、航空機業界に貢献する。 

■最後に

従来から、マニュファクチャ−の分野では、80年代にFMSあるいは、CIMというコンピュータを使った合理的生産の概念が出てきていたが、実際のものづくりの現場では根づかなかった。それは、概念だけが先行し、現場に軸足を置いていなかったからではないだろうか。


ものづくりは、現場で行うものであり現場をおろそかにしては決して成り立たない。このデジタルエンジニアリングでも米国では、航空機会社や自動車メーカーで一部既に行われている。彼らは文献や講演会では品質や、コストについてのメリットだけを喧伝しているが、完成した製品を見てみると今までと変わらないばかりか、むしろ低品質でさえあった。推測ではあるが米国流のトップダウンによるデジタルエンジニアリングでは、限界が自ずとあるような気がしてならない。
日本においては、今、工業界がデジタルエンジニアリングに着目し、採用をし始めようとしている。日本がもの作りで世界をリードしていくためにこのシステムを是非とも確立していくべきである。また、言い換えれば、トップダウンだけでなく下からの意見をもとりいれ、現場に立脚した、全社が有機的に動くシステムを構築できるのは、米国でもEU諸国でもない、日本だけであろう。

特に、日本のリーディング産業である自動車業界が、短期開発、あるいは、開発コスト削減を目標としてこれを始めたことは意義深いものがある。彼らはトップダウンのみでなく、必ず現場に軸足を置き、しかも、各開発工程が有機的につながった日本独特のデジタルエンジニアリングを構築し、欧米の業界も影響を受けるに違いない。それは、米国で生まれた、大量生産方式やQC(品質管理)が日本でリファインされ、根づき、やがて逆輸出されたように。

当社では、このような事を踏まえ、デジタルエンジニアリングのアウトソーシング会社として、業界に新風を吹き込み、21世紀の日本の製造業の再生に貢献していくとともに、日本独自のデジタルエンジニアリングのノウハウを蓄積し、欧米はもちろんのことグローバルに業務を展開して行きたい。

株式会社マクシス・シントー
代表取締役 水野敬三


 

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